Business
事業内容

Process

回収から出荷まで

埼玉電装サービスでのコンプレッサーのリサイクルの流れを簡単に説明しましょう。

Process 01

回収
コンプレッサーを見極める
外観検査もプロのなせる技

梱包されたコンプレッサーを取り出して、
チェックを行います。

お客様から交換の必要になったコンプレッサーを回収します。
回収されたコンプレッサーのことを「コア」と呼びます。
「コア」が、埼玉電装サービスで出荷されたコンプレッサーかどうかの確認を行います。
当社で出荷したコンプレッサーでない場合は、そのコンプレッサーを修理するかの確認を行います。
修理しない場合は、返品扱いとなります。

お客様には、当社で修理・保管されている同じ型番のコンプレッサーを速やかに出荷します。

Process 02

洗浄
丁寧なクリーニングは、
精度の高い修理の基本です。

汚れの激しいコアは手洗いを行います。

返却されたコアは、非常に汚れています。
高温の洗浄機にかけて、汚れを落とします。特に汚れがひどいものは、手洗いを先に行います。

  • 高速の洗浄機にセットする前のコア。

  • 高速の洗浄機にセットする前のコア。

その後、乾燥させてから、ビーズブラスターと呼ばれる機械にかけます。
ビーズブラスターでは、コアに研磨剤を高速で吹き付け、研磨とコーティングを行います。

Process 03

修理
数値に現れない微調整も
熟練技術者の見せどころ。

熟練の技術者による組み立て作業。

修理は、以下の3工程に分けられます。

①分解
コアの分解を行います。

②内部洗浄(再使用部品の判定)
分解されたコアの内部を灯油を使用して、手洗い洗浄します。
洗浄と同時に、規格外の部品を廃棄します。

③組み立て(調整作業)
規格外の部品を新品の部品に交換し、組み立てを行います。
ミクロン単位での精度の高い作業工程です。

  • 分解されたコア。

  • 分解されたコアの内部を洗浄します。

  • ミクロン単位で組み立てを行います。

Process 04

検査
最新検査機器と入念な検査で
万全な品質管理を行います。

最新のベンチテスターによる検査。

組み立ての終わったコンプレッサーの検査を行います。
検査は、大きく2工程に分けられます。

①水没テスト
コンプレッサーにガスを封入し、水没させ、ガス漏れをしていないか確認します。

②ベンチテスト
メーカーから指定された性能があるか検証します。
ベンチテスターと呼ばれる機械に接続し、規定項目の基準を満たすことができれば、リンク品として、保管されます。

  • 計測器を使った事前検査。
    長年の経験に基づき、異常がないかを
    チェックする重要な工程です。

  • 検査に合格したコア。

  • 型番ごとに梱包し、保管します。
    迅速な管理に対応します。